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history
沿革(歴史)
発祥者死去
西方寺説教所発祥者 高木龍法師遷化、84歳。大正15年10月の発祥以来、説教所の歩みを支え、寺院公称への志をつないだ。
名義変更
昭和16年9月、日本国政治体制（大東亜戦時体制）により付随の教会所は独立運営に替えられ、西方寺説教所は「曹洞宗興龍教会所」と改称された。
寺院公称を計画して
佐賀県久保田町大将庵を名義再興し移転を進渉するも不許可。昭和14年1月、浄香寺末庵の愚極庵を名義再興し本尊佛を移すが許可ならず。
家屋増築
昭和7年3月、家屋6畳一間・4畳半一間・二間共縁続きとなし、方丈と教師寮となす。堂宇とあわせて体制を整え、教化活動の基盤を固める。
寺格曻等と初会建法憧
寺格平僧地を法地に曻等。夏後安居により初会建法憧（晋山結制）を厳修。
住職交代
昭和22年7月3日、住職 井手龍門師遷化、56歳。同年8月1日付、長崎県北松浦郡宇久町 連燈寺 徒弟 天雨清隆師が住職に就任。
寺号公称
興龍教会所は諸機関の手続きを完了し、西方寺末寺「興龍寺」と待望の寺号公称なる。計画発願以来満8ケ年余。寺格は平僧地（准法地）。
移転新築と再結制
移転新築を発願。神島町の土地を購入し、昭和27年12月着工、昭和28年3月竣工。冬中安居により再結制と落慶法要を厳修。
庫裡建替えと開教60周年
檀信徒の総意を得て庫裡を建替え。昭和60年10月、天雨清隆師のもと開教60周年報恩供養を厳修。
境内整備と第3次結制
昭和42年、天雨清隆師名義で竹藪を購入。本堂の一部を増築し位牌堂を納骨堂に増改築。昭和50年、第3次結制。
本堂建替え
檀信徒の総意を得て本堂を建替え。平成6年4月竣工、同年10月、本堂・納骨堂新築落慶法要および第4次結制を厳修。
住職交代
平成9年10月22日付、天雨清隆師は住職を退任し東堂となる。同日、興龍寺徒弟 天雨隆成師が新住職に就任。平成10年4月、夏前安居により晋山結制並びに前住職退任式を厳修。
開教百年記念
十月に晋山結制し六世・天雨顕成師が住職就任式を迎える。
開教80年事業と慈愛の鐘
開教80年記念事業として鐘楼堂並びに梵鐘を整備。令和元年7月、号鐘の寄附を受け「慈愛の鐘」「アイのカネ」と名付ける。
新主管者就任
説教所新主管者として福岡県糸島郡深江村 東昌庵住職井手龍門師入寺（高木龍法師のお弟子）。以後、説教所の運営と教化を担う。
教化主管者死去
岩田秀苗師遷化。年齢52歳。西方寺説教所の教化主管者として教線拡張と教化活動に従事し、堂宇建立にも発願した。
堂宇建立
岩田秀苗師堂宇建立に発願し、信徒と相計り、佐世保市神島町角の辻（かどのつじ）に借地して昭和4年1月より着工し、昭和4年4月完工。
落慶 建坪24坪。
発祥
佐世保市金比良町（現・御船町）SSK第1北門より約200m上方の小高い丘の上、古賀商店隣に一家を借家して西方寺説教所を設立して発祥する。
【発祥者】
佐世保市八幡町 西方寺第26世高木龍法師
【教化】
主管者 熊本県天草郡河村 地蔵庵住職 井田秀苗師。発祥者、高木龍法師の委嘱を受けて教師試補と教化活動に従事する。
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