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足の痛みと、ご縁のありがたさ――夏の供養を振り返って

興龍寺
9月24日
読了時間: 2分

 7月のお施餓鬼法要から始まり、8月15日の精霊流しまで、怒涛のような夏の供養の日々が無事に終わりました。


​ 8月に入ると、15日まで毎日ご家庭や当寺での棚経・お盆参りが続きます。13日〜15日にはお寺での合同法要も執り行い、ご自宅で法要を行うのが難しい方々や近隣の皆さまと共に、お釈迦様・ご先祖様へお経をお捧げいたしました。

​ 初盆を迎えたご家庭では、亡きご家族との思い出や残された方々の寂しさに寄り添いながら、一件一件、心を込めてお勤めをさせていただきました。

 そして8月15日は、長崎ならではの「精霊流し」へ。爆竹の音と熱気のなか、故人を想い、感謝を込めて舟を送り出すご家族の姿には、いつ見ても胸を打たれるものがあります。

​……と、ここまでは綺麗なお話ですが、裏側はまさに体力との戦いです。


 連日の正座と移動で、途中から足は限界に。膝、足首、足の甲まで湿布を貼り巡らせ、「湿布を貼っていれば案外バレないものだな」などと一人で納得しながら、何とか走り切ることができました。

​ しかし、どれほど足が痛もうとも、お参り先で温かいお茶を出していただいたり、「お参りいただいて安心しました」と笑顔で声をかけていただいたりするたびに、疲れは吹き飛びました。


​ 供養とは、単に亡くなった方のためだけに行うものではなく、残された私たちが故人様を通じてご縁を感じ、「今生きていること」「支え合っていること」に感謝を深める時間なのだと、この1か月で改めて教えられた気がいたします。

​ 

お参りさせていただいた皆さま、ご協力いただいた寺院の皆さま、本当にありがとうございました。

全国のお坊さんの皆さまも、大変お疲れ様でございました。

​また来年も、皆さまと笑顔でお会いできるよう、日々のお勤めに励んでまいります。

​南無釈迦牟尼仏



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